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石炭から石油へのエネルギー革命の波が押し寄せた昭和30年代後半、炭鉱閉山の危機に直面した常磐炭礦は、炭鉱従業員とその家族を守るため「炭鉱から観光へ」と180度転換、昭和41年1月に日本で初めてのテーマパーク「常磐ハワイアンセンター」をオープンしました。そして、その売り物の一つとして考えられたのがフラダンスを中心としたポリネシアンショーでした。
この一大事業の中心となった当時の中村豊副社長は、同センターの従業員を全て炭鉱の関係者で運営することとし、昭和40年4月にダンサーを養成する専門学校「常磐音楽舞踊学院」を設立しました。
当時はフラダンスの知名度が低く、若い女性が人前でおへそを出して踊ることに抵抗を感じる人がほとんどでしたので、人集めに苦労しましたが、それでも18人の炭鉱関係者の子女が集まり、レッスンがスタートしました。
そこで彼女たちにダンスを指導したのが、東京でプロのダンサーとして活躍していたカレイナニ早川でした。8カ月の猛特訓の末、12月には東京・サンケイホールで旗揚げ公演を開催、大成功を収めました。
平成18年、「常磐ハワイアンセンター」の設立時の様子を描いた映画「フラガール」が公開。第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ数々の賞を受賞し、125万人を動員する大ヒットを記録しました。この映画をきっかけに、ダンシングチームの認知度は全国規模に広がり、“フラガール”という呼び名が広く定着しました。また、全国から多くの志望者が集まるようになりました。
平成23年3月11日、東日本大震災が発生。「スパリゾートハワイアンズ」は休館を余儀なくされ、フラガールたちは踊る場を失ってしまいました。それでも原発事故の風評被害にあえぐ故郷いわきを復興させるため、自分たちの元気な姿を見せるため、「フラガール全国きずなキャラバン」をスタート。5月から10月までの間に全国26都府県と韓国・ソウルを含む125カ所で247回の公演を行ない、多くの人々に感動と勇気を与えました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う休館期間中、「今、自分たちに何ができるか」をフラガールが中心になって考え、SNSを活用したフラの動画やメッセージリレーを発信しました。また、お客様の顔を見ることができない状況でも、オンラインショーを実施するなど、全国の皆さまに笑顔と元気を届ける活動を続けました。
常磐音楽舞踊学院が創立60周年を迎えることを記念し「フラガールきずなスクール2024」を実施。福島県内の全59市町村を対象に、各市町村の小学校を訪問し、東日本大震災を体験していない世代の子どもたちに向けて「生き抜く力」をテーマに、未来に向けてたくましく生きる姿勢を伝えました。
予約制
自由席あり
ハワイをはじめ、ポリネシアの島々の伝統や文化を表現する17曲の演目と、賑やかで迫力ある生演奏が織りなすステージ、一つ一つに込められた“アロハの心”をご体感ください。
| 期間 | 毎日 |
|---|---|
| 時間 | 13:30~(約30分間) |
| 場所 | ウォーターパーク・ビーチシアター |
予約制
タヒチアンダンス中心のショーと、専属バンド「エテネタヒチアンズ」の演奏による、迫力と一体感、そしてこれまで以上に躍動感と情熱溢れる“心に奏でる”新たなショーをお届けします。
| 期間 | 毎日 |
|---|---|
| 時間 | 16:00~(約20分間) |
| 場所 | スプリングパーク・プラザ |